菜の花プロジェクトとは
活動のきっかけ
群馬県甘楽町
遊休農地の現状
どんな人達が参加を?

年間サイクル/行程活動
年間サイクル/まとめ


ここからは実際の菜の花の栽培について報告します。
まず下図のようなサイクルが最も理想的な栽培サイクルです。しかし畑には場所によって特徴があり、肥料の量や石灰量、菜の花の栽培に適した畑と適さない畑等さまざまなくせがありますので、その畑に適した栽培方法を判断することが必要になってきます。

6月 収穫後、畑の土起こし・除草 2月 下旬に追肥(化学肥料)、中耕、除草
7月 たい肥入れ、畑の土起こし・除草 4月 除草
8月 苦土石灰まき 6月 特に種のできる雑草を取り除く
中旬以降に生育を確認して収穫
9月
〜10月
菜の花の種まき(9/20以降〜)高畝作り(田んぼ跡)、種まき 7月 乾燥・ふるい・とうみ・袋詰め
8月 精油・ビン詰め・ラベル貼り
9月 油の販売開始

画像をクイックすると作業の詳細をみることができます

耕作を放棄した畑をトラクターの安全を確保するため、畑の境界辺りを草刈り機で刈り、トラクターで耕作してきれいにします。
種まき前にもう一度トラクターで土を起こしておき、種まき当日を迎えます。最適期間は9月20日頃から10月上旬です。約20人参加…
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品質の良いナタネをたくさん収穫するためには草取りが欠かせません。遊休地であった畑にはたくさんの雑草の種が落ちています。
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遊休地の中には田んぼだった畑も多いのですが、3年間菜の花を作ってみて、水はけの悪い田んぼは不向きだということがよくわかりました。
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1月頃になると、いよいよ寒さも増して来る頃になり、雨は降らず、乾燥時期になります。さりとて水をまくこともできずにいるので、写真のように葉が赤茶けてくる場合があります。
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早い花は2月下旬、遅くとも3月中旬までには菜の花が咲き始めます。4月にはお花見会を行ってプロジェクトの協力者の皆さんと開花の喜びを分かち合っています。
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開花から満開までは1ヶ月少し、満開から収穫まで約2ヶ月程でした。
1作目は70aで1.05トンの収量
2作目は1.4aで1.05トン
3作目は1.9haで2.6トン
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収穫したナタネは倉庫に集めふるいをかけてから乾燥機に移します。
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乾燥したナタネはまだたくさんのごみや、雑草の種が混じっているので、最後にとうみをかけてゴミを飛ばします。
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袋詰めを終えたナタネは埼玉県上尾市にある、ヤマキ食品株式会社で油に精製してもらいます。
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ヤマキ食品会社では、昔ながらの搾油製法にこだわった良質のナタネ油が作られています。
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ヤマキ食品からはナタネ油は18リットル缶の状態で納めてもらい、そこから後の瓶詰め、ラベル貼りは会員の手作業で行っています。
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甘楽町物産センター、JAの直売所、酪農家アイスクリーム工房、地元のパン屋さんなどに置いて販売。昔ながらの香り高い油として好評で、物産センターでは月40本程度の売り上げとなっています。
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