かんらの里・菜種油の特徴
 甘楽の里・菜たね油は心臓疾患を誘発する可能性のあるエルシン酸を含まない、純国産の菜種、ななしきぶを有機肥料を使って育てています。現在一般の食用油に使われている菜種は多くはカナダ・アメリカ・中国などから輸入され、97年からは遺伝子組み換え菜種の輸入が始まり、これらを使った油が出回っています。 一般の油はノルマルヘキサンという石油由来の有機溶剤(ベンゼンに似たもの)で脂肪分を溶かして抽出していますが、私たちの菜たね油は、昭和35年に作られた古い搾油機械で一滴一滴しぼっています。もちろんナタネ100%を搾るだけですから添加物は一切ありません。甘楽の里・菜たね油を天ぷらに使うと最初にたくさん泡が出てきますが、これも消泡剤を使っていないためで、使っていくうちに泡はなくなってきます。また天ぷらを揚げると黄色く色づくのも一般の油のような脱色剤を使っていないためです。
 甘楽の里・菜たね油にはオレイン酸(一価不飽和脂肪酸)が約60%含まれています。そのため酸化安定性に優れ、加熱してもその性質はあまり変化しないので体内で有害物質である過酸化脂質をつくりにくい特徴を持っています。オレイン酸は最近の学会で悪玉コレステロールを下げ、善玉コレステロールは下げないということが発表され注目されています。コレステロールの気になる人、アレルギーが心配な人におすすめします。 調理方法は一般の油と同様です。天ぷら、コロッケ、揚げ出し豆腐などの揚げ物や野菜いためなどのいためものに最適です。どうぞこれからも甘楽の里・菜たね油をお求めいただき健康生活を送っていただきたいと思います。



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