菜の花栽培年間サイクル

種まき

開花から満開までは1ヶ月少し、満開から収穫まで約2ヶ月程でした。収穫時期の見極めは「主茎の穂先から1/3のところの莢の種子が5〜6粒黒色になった時」ということで、2〜3粒はじけて来る時が最適と言われています。

  • 3月18日

    花が咲き始め

  • 4月18日

    満 開

  • 5月8日

    花が咲き始め

  • 6月20日

    収穫時

1作目の刈り取りでは写真のように、茎の下の部分に緑が少し残っている位の段階で刈り取りを行いました。刈り取り方法は広めの畑は赤城そば組合のコンバインを借りて刈り取ってもらい、小さめの畑や、雑草が増えてしまった畑は手刈りで刈り取りました。

  • コンバインでの収穫 1作目

  • 手刈り作業 1作目

  • 2作目の刈り取りの様子

1作目の刈り取りでは10a当たり150kgの収量に対して2作目は10a当たり約100kgの収量でした。

2作目の収量の低下について何が原因だったのか検討したところ、以下のことが考えられます。

1作目の刈り取り時期がナタネの茎が下の方はまだ青い状態であったのに対し、 2作目では茎の下の方も枯れてしまっていて、種がこぼれる量が多かった。

1作目の刈り取りに使ったコンバインと2作目に使用したコンバインが違ったために、性能の差が出たのかもしれない。

赤城そば組合のコンバインはナタネ収穫に調整済みであったのに対し、2作目に使用したコンバインは群馬県上野村所有の物を借りてきたもので、そば用アタッチメントをつかったものを送風の強さなどは無調整。後日ヤンマーに問い合わせたところ、ナタネ用のアタッチメントもあるとのことなので、次回はナタネ用アタッチメントを考えたい

さらに2年目の作付けなので連作障害も考えられる。

 14ヶ所2haを5日間かけて行いましたが今年はコンバインのアタッチメントに菜種専用部品を取り付けることができたため、反当たりの収量が150kg〜200kgと昨年の倍近い収穫量となりました。畑の性質により収量の多少はありますが、このコンバインなら今後の収穫も何とか安定して収穫できると思いました