白砂山

ようこそ白砂山へ!

しらすなやま

   
  1. 標高 2140m
  2. 地図 野反湖(2.5万図)群馬県六合村。白砂山の北が苗場山。
  3. 時間 約7時間
  4. コース 野反湖駐車場→堂岩山→白砂山

  5. 参考 「群馬の山歩き130選」(上毛新聞社発行)168ページ
  6. 登った日 5月31日(土)くもり時々雨14℃


登山口分岐雪道から外れて堂岩山喬木(高木)と潅木(低木)白砂山


95年12月堂岩山まで行ったものの、時間の関係で白砂山は断念して引き返した。今回再度白砂山までチャレンジ。霧で視界が悪かったり、途中道に迷ったり、潅木で体中びしょぬれになったりしたものの頂上に立つ。白砂山でのイタリアンパスタの味は格別だった。登山口、頂上には皇太子徳仁殿下が平成4年に白砂山に登られたという記念碑がある。皇太子はかなり足が強いと察せられる。当夜、私の足はパンパンにはった。




◆登山口
登山口近く
の晩、2時AM近くまで飲んでいた。朝4時、酔いが覚めずに5時起きに変更した。富岡から、野反湖まで90km。湖は霧に覆われていた。今日の予報はくもりのち雨。こんな日もあるさ、梅雨明けまでは・・・。湖畔の売店近くの駐車場に車を置き、登山口に入る。

登山口からすぐ、左手にこの大木が「いらっしゃいませ」と迎えてくれる。この写真は帰りに撮った。朝は、実際霧の先ににかすんでいた。

◆分岐
分岐
  1. 壊れかけた木橋を渡ってすぐ
  2. それからここ(切明・和山、白砂山分岐)
  3. 雪道から外れて
岐点はこの3つくらい(あえてあげれば、水飲み場もあるが)。最後の、雪道から外れて以外は迷うことはないと思う。しかし、今回(梅雨入り前)のように視界約50メートルのような状況では、遠くに目標を定められず、方向感覚を失いやすい。
コンパスと地図と目印用の赤テープは必需品だ。携帯を忘れないようにしましょう。(今回出会った人は3人で、堂岩山までのグループだけの静かな山だった。)
◆雪道から外れて
雪道で迷う
中から雪道に変わる。明らかな足跡も、印しも見当たらないので、雪道をそのまま登る。しかし、なぜか、らしくないのである。案の定、笹のやぶに向かっての行き止まりになってしまった。さて弱った!戻るのもしゃくだが、こうなっては致し方ない、「道」と言えるところまで戻ることにした。下ること10分で、水場分岐に到着。再度、ここから今度は以前にも増して、慎重に登り直す。途中、分岐らしきところはそれぞれ先を確認しつつ、ゆっくり登る。

もう数十メートル先はさっきの行き止り、という最後の分岐らしきところを探っていると、やっと堂岩山への道を発見できた。この分岐場所は、帰りにしっかり赤テープで目印を残してきた。

◆堂岩山
堂岩山頂上
岩山は、頂上がわかりにくい山だ。気がつかないで通り過ぎてしまう。
前回の記憶で、この辺に標識があるはずなんだけど?と探しながら歩いたが見つからない。下り始めたので、これは通り過ぎたなと戻る。あった。3メートルくらいの高さで木の上に、小さな標識が裏返しにくっついていた。前回は雪が深かったので、ここで昼食をとって引き返した。矢印の先に標識があるのだが・・・・・・。
その時は、尻焼温泉に寄って、河原の露天風呂を楽しんできた。12月のことだった。
◆喬木(高木)と
高木
砂山へは二つの楽しみ方を、味わうことができる。一つは、堂岩山までの広葉樹と針葉樹の林(写真:左)。二つ目は、堂岩山から白砂山にかけての潅木地帯(写真:右)。この二つが,堂岩山を境にまったく好対照のシーンを見せてくれ、「あれれ」というほどの変化にこの山が好きになってしまうだろう。

また、堂岩山から白砂山にかけての稜線に吹き上げる風は、夏には心地よい風になるのではないだろうか。

◆潅木(低木)と
潅木
◆白砂山への道
シャクナゲ
回、時期的には少し早く、シャクナゲ(ここのシャクナゲは葉が小さい。)はほとんどつぼみだった。しかし、今にも咲きそうなつぼみはなんとも言えぬ「真っ赤」、咲き始めは「赤」、花の開いたものは「淡い赤」と変化を見せていた。
私は、今にも咲こうとしているつぼみの「赤」が一番好きだ。
◆白砂山頂上
白砂山


ホームページに戻る群馬の山に戻る


kurimoto@soeinet.or.jp